なまけ者の条文素読帳

世界に一つだけのテーマ別のマイ六法。条文の素読から始めるシンプルな法学入門。最速で読んで理解する(素読用条文)付。

少年法

「18歳成年」

☆「年齢十八歳をもって、成年とする」(民法・第四条)。 〇民法(明治二十九年法律第八十九号) (成年)第四条 年齢十八歳をもって、成年とする。 (素読用条文) (成年)第四条 年齢十八歳をもって、 ↓ 成年とする。 〇少年法(昭和二十三年法律第百六十…

「少年事件に関する特則(犯罪捜査規範)」

☆「この規則は、警察官が犯罪の捜査を行うに当つて守るべき心構え、捜査の方法、手続その他捜査に関し必要な事項を定めることを目的とする」(犯罪捜査規範・第一条)。 ・「第十二章 少年事件に関する特則(第二百二条―第二百十七条)」から。 〇犯罪捜査規…

「逆送」

☆検察官→(送致)→家庭裁判所→(送致)→検察官。 〇少年法(昭和二十三年法律第百六十八号) ・第四十一条(司法警察員の送致)・第四十二条(検察官の送致)・第二十条(検察官への送致)・第二十三条(審判開始後保護処分に付しない場合)・第四十五条(検…

「推知記事」

☆「氏名、年齢、職業、住居、容ぼう等によりその者が当該事件の本人であることを推知することができるような記事又は写真」(少年法・第六十一条)。 〇少年法(昭和二十三年法律第百六十八号) ・第一条(この法律の目的)・第六十一条(記事等の掲載の禁止…

「触法少年」

☆触法少年=「十四歳に満たないで刑罰法令に触れる行為をした少年」(少年法・第三条第一項第二号)。 〇刑法(明治四十年法律第四十五号) (責任年齢)第四十一条 十四歳に満たない者の行為は、罰しない。 (素読用条文) (責任年齢)第四十一条 十四歳に…

「少年の保護事件の被害者等」

☆「保護事件の被害者等(被害者又はその法定代理人若しくは被害者が死亡した場合若しくはその心身に重大な故障がある場合におけるその配偶者、直系の親族若しくは兄弟姉妹をいう。以下同じ。)」(少年法・第五条の二第一項)。 〇少年法(昭和二十三年法律…

「判事補」

☆特例判事補→「判事補で……(中略)……五年以上になる者のうち、最高裁判所の指名する者は、当分の間、判事補としての職権の制限を受けないものとし」(判事補の職権の特例等に関する法律・第一条第一項)。 〇裁判所法(昭和二十二年法律第五十九号) ・第五…