なまけ者の条文素読帳

世界に一つだけのテーマ別のマイ六法。条文の素読から始めるシンプルな法学入門。最速で読んで理解する(素読用条文)付。

2019-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「日本銀行の出資者」

☆政府以外の出資者は誰か? 〇日本銀行法(平成九年法律第八十九号) ・第一条(目的)・第八条(資本金)・第十条(持分の譲渡) (目的)第一条 日本銀行は、我が国の中央銀行として、銀行券を発行するとともに、通貨及び金融の調節を行うことを目的とする…

「いじめ・自殺等対策専門官」

☆文部科学省>初等中等教育局>児童生徒課>生徒指導室>いじめ・自殺等対策専門官(一人)。 〇文部科学省組織令(平成十二年政令第二百五十一号) ・第二条(大臣官房及び局並びに国際統括官の設置等)・第三十二条(初等中等教育局に置く課等) (大臣官…

「番組基準と放送番組編集の自由」

☆(番組基準)→(放送番組編集の自由)。 〇放送法(昭和二十五年法律第百三十二号) (※以下、「委員」とは日本放送協会の経営委員会の委員、「協会」とは日本放送協会。) ・第三十二条(委員の権限等) ・第三条(放送番組編集の自由)・第四条(国内放送…

「背任罪と特別背任罪」

☆条文の位置。 ・刑法>「第二編 罪」>「第三十七章 詐欺及び恐喝の罪」>第二百四十七条(背任) ・会社法>「第八編 罰則」>第九百六十条(取締役等の特別背任罪) 〇刑法(明治四十年法律第四十五号) (背任)第二百四十七条 他人のためにその事務を処…

「国民の祝日」

☆「国民の祝日」とはどんな日か? 〇国民の祝日に関する法律(昭和二十三年法律第百七十八号) 第二条 「国民の祝日」を次のように定める。 元日 一月一日 年のはじめを祝う。 成人の日 一月の第二月曜日 おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうと…

「死刑執行の補償金」

☆法が定める命の値段、自由の値段? 〇刑事補償法(昭和二十五年法律第一号) ・第一条(補償の要件)・第四条(補償の内容) (補償の要件)第一条 刑事訴訟法(昭和二十三年法律第百三十一号)による通常手続又は再審若しくは非常上告の手続において無罪の…

「国籍の選択」

☆国籍選択のタイムリミットは? ○国籍法(昭和二十五年法律第百四十七号) ・第十四条(国籍の選択)・第十五条・第十六条 (国籍の選択)第十四条 外国の国籍を有する日本国民は、外国及び日本の国籍を有することとなつた時が二十歳に達する以前であるとき…

「ストーカー行為」

☆ストーカー行為とは「同一の者に対し、つきまとい等を反復してすること」である。 〇ストーカー行為等の規制等に関する法律(平成十二年法律第八十一号) ・第二条(定義)・第十八条(罰則) (定義)第二条 この法律において「つきまとい等」とは、特定の…

「監察医」

☆「監察医を置くべき地域」はどこか? 〇死体解剖保存法(昭和二十四年法律第二百四号) 第八条 政令で定める地を管轄する都道府県知事は、その地域内における伝染病、中毒又は災害により死亡した疑のある死体その他死因の明らかでない死体について、その死…

「被疑者取調べと監督対象行為」

☆被疑者取調べで「監督対象行為」があるとどうなるか? 〇被疑者取調べ適正化のための監督に関する規則(平成二十年国家公安委員会規則第四号) ・第三条(定義等)・第六条(確認等)・第十条(調査) (定義等)第三条 この規則において、次の各号に掲げる…

「あっせん収賄と公職者あっせん利得」

<あっせん収賄> 〇刑法(明治四十年法律第四十五号) (あっせん収賄)第百九十七条の四 公務員が請託を受け、他の公務員に職務上不正な行為をさせるように、又は相当の行為をさせないようにあっせんをすること又はしたことの報酬として、賄賂を収受し、又…